ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2019.9.20 09:58日々の出来事

再び右にウイングを広げるしかないか?

大阪で韓国について語った「おどれら正気か?」の
ニコニコとYouTubeの動画の再生数がかなり高い
らしく、韓国について知りたいと思う日本人は相当
に増えているようだ。

わしは国家や国民を動かす原理から知りたくなるので、
日本人より客観的な韓国人や英国人や米国人の本ばかり
読んで、朝鮮半島の真実を把握しようとする。

日本人が書いた「嫌韓本」ってやつを読んでないのだが、
何を読めばいいのか分からない。
トッキー、「嫌韓本」ってやつを読んでくれんかな?

しかし、読書がどうしても必要になるので、『ゴー宣』
1本描くにも日にちがかかりすぎる。
仕事がどんどん遅れてきて、すごく焦る。

しかし日韓関係を描くためには、再び右にウイングを
広げないとダメかもしれない。
「SPA!」でも「FLASH」でも、描けない内容が出て
きそうな気がする。
やはり一般メディアは左翼気味のような気がするのだ。

ボツばっかり繰り返していては真実を発表できない。
伊藤詩織を擁護し、レイプ根絶と女性の人権向上を
目指す作品は、右媒体では描けなくて、今のメディア
で存分に描ける。
だが、未だに残る左翼自虐史観の克服は、右媒体で
しかやれないかもしれない。

それと幻冬舎で描き下ろしするなら、わしの表現の
自由を実現できるだろう。
幻冬舎で年内に出したい本があるのだが、まだ進んで
ないので、今年はもうプライベートな時間は諦めよう。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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